2009年10月13日火曜日

DeNAとワールド、アパレル専門BtoBマーケットプレイス開設へ

■ディー・エヌ・エー(DeNA)とアパレルメーカーのワールドは、来年1月末にアパレルに特化したBtoBマーケットプレイス「バイヤーズクラブ」を開設する。

2010年1月末に稼動予定の「バイヤーズクラブ」は、アパレル、ファッション雑貨、ノベルティ用商品、什器・ハンガー、ディスプレイ備品を取り扱う。初期登録料、システム利用料については、バイヤーは無料。サプライヤーもサービス開始当初は無料だが、稼動後に徴収時期を検討するほか、別途販売手数料がある。決済方法は、現金代引、銀行振込、後払い、クレジットカードの4種類が利用可能。

ワールドが展開しているアパレル専門仕入れのBtoBサイト「W-WIN/ダブルウイン」は、2010年2月末閉鎖予定となる。

http://markezine.jp/article/detail/8580 



実質的にはワールドのB2B市場撤退のニュアンスでしょうね。それで本業回帰(B2C)を行う。
ワールド側のリリースは見当たりませんでした。
もともと自社ブランドをW-WINには出展してなかったというのもB2Bへの期待薄の顕れですね。
DeNA側のプレスリリースは、形式的にちょこっと記載されただけ。
ネッシーとしては大手アパレルとの連携により、縦軸の強化(メーカーからのラインの強化)とアパレル注力による単価上昇でしょうか。


SD、TOCが連携するか、どちらかが海外B2B市場と連携でもしないと、DeNAの勢いにはかなわなそうですね。

2009年10月6日火曜日

思いついた新しいリスティング広告

リスティング広告!
ご存知だとは思いますが、知らない方もいらっしゃると思うので簡単にご説明します。
YAHOOとかgoogleで検索した結果のページの最上段か右側に表示されるテキスト広告のことですね。
クリックすると課金されて、指定したサイトのページに飛んでいくという。
あらかじめタグを埋めておくと、どのワードでコンバージョン(会員登録や資料請求など)したか後からわかります。

多くのECサイトが一番力を入れているプロモーションじゃないでしょうか?
費用対効果が見やすいし成果がすぐにでるというのが人気の理由だと思います。

自社でまかなう事もできますが、大部分は代理店を通して運用しているはずです。
都市部の代理店なら、広告料の20%程度のフィーが取られますが、月額固定で打っている場合もあります。
よくある代理店側の裏話としては、前者の課金体系の場合、100万程度の予算を持たないと「代理店側にはゴミ案件扱いされる」とか。要は、細かい対応をしてくれないと。
先日、良い代理店を紹介していただいた会社さんに、そんな話を伺いました。

(また大手サイトの乗り換えに成功している地方の代理店の方に直接お話を伺った際にも、
「地方の時給は半分で済み、単純計算で1アカウントに対して工数を倍掛けられる」し、また「都市部のたとえば、東京の一等地に借りている代理店のビルの家賃は誰がまかなうの?」という話を伺いました…)

で、結局どちらの代理店に頼むにせよ、検索エンジン側が儲かるには変わりないので、なんだかしゃくだなぁと考えてみたのが、共同リスティング。
同じワードに出稿するコンペチターの中には、ターゲット層を同じに絞りながらも目的を同じにしていないケースがあります。
たとえば、「仕入れ」というワードに出稿する「ショップ開業サイト」と「仕入れサイト」
(コンペチターが減れば広告掲載費も下がる(入札形式なので)。
運用としてはランディングページ(クリックした遷移するページ)を2社合同のものを作ってあげればいいだけ)

こういった企業を結びつけて共同プロモーションすれば、広告費を抑えられるし、相互ブランディングもできる、と。
ただ企業間の連携になりますので、上層部の決裁が難だったり、実務の切り分けは難しいなぁと感じています。

でも、ちょっと面白い!

ということで、ちょっと代理店の方に話してみようと思います。
次世代の広告はいかに金をかけないかにシフトしていくと信じています!
(ついでに営業してこよ)

2009年10月1日木曜日

堅調な古本市場


本の強みは必ず「型番があること」すなわち「値段がつけられること」ですね。
先日、オークション統計サイトの方とお話をして、堅調だなと思った市場が古本市場でした。
古書店がまとめて福袋系式で1セット100冊1万円で販売するというサービスを始めたら、50セットが10分で完売したとのこと。
その1万円の品は売値で2万円くらいで、買う側にとっては1万円儲け、売った古書店側は本並べたりする人件費削減ができるというスキーム。

雑貨はまだマシですが、旬を過ぎたアパレルは本当に燃やすしかなかったりしますからね。
その点、本は強い。
そういえば、はてなでも下記のような記事を見つけました。


結果は
「livedoorブックス>イーブックオフ>ブックオフオンライン>古本市場」
でした。
手間を考えなければ、郡を抜いてAMAZONに出品した方がお徳でしょうね。
                
                    
                  


最近、思うのは物販で量をさばこうとする時、どうしても受発注管理と物流がボトルネックになるなぁと言う点。その点、AMAZONはユーザーに対していいサービス提供してますね。
日流Eコマース新聞で見ないことがないですからね。

2009年9月28日月曜日

はじめに:ネットで仕入れに興味を持ったワケ

4年前、フリーターを終えて、空白のニート時代に見たブログの世界で、「ネットすげー!」と感心した私は、ネットならなんでもいい!とネット広告代理店に営業マンとして初就職するも、ネットと関係ない部署に配属され、行きたかった事業部も潰れて、6ヶ月後に会社を辞めました。
その時、運良く、プログラムを書けるわけでもない私を拾ってくれたのが今の会社。
当時は立ち上げ間もなく、サイト自体ができていないような状態でした。
そこで私はシステム(要件定義まで)→営業→経理的なもの→企画プロモーションと会社の一通りのことを学ぶ機会をいただきました。
基本的に、「ちょっと調べて書く」をスタンスに、雑貨・アパレル業界の気になった記事や問屋・メーカー・小売店さんから聞いたことなど書いていきます。


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